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【FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023 】宮澤ひなた選手 なでしこジャパンメンバー選出 記者会見

掲載日:2023年6月13日

『FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023』なでしこジャパン(日本代表)のメンバー選出された、宮澤ひなた選手の喜びの言葉や意気込み、そして決意をお届けいたします。

 

「このような場を設けて頂き、ありがとうございます。メンバー発表の時は、家で犬を膝に乗せた状態で、どうにか緊張を和らげようと思いながらテレビで見ていました。いろいろな選手の名前が呼ばれて、残りの枠が減っていく毎にドキドキしました。いざ自分の名前が呼ばれた時は一安心し、そして鳥肌が立ちました。本当にいろいろな感情が込み上げてきた瞬間でした。選んで頂いた以上は、ワールドカップという舞台で活躍することが自分にできることなので、良い準備をしていきたいです。いろいろな方の思いを背負い、これまで関わって下さった全ての方に感謝をして、良い結果をつかんで帰ってきたいと思います。」

―昨夜はどのような思いで過ごしていましたか?

「寝るまでは、『早く発表されないかな。13時発表は遠いな』と思っていたのですが、ぐっすり眠れました。今朝起きてからは、時間が経つのが遅かったです。」

―発表を受けて、どなたかと連絡は取りましたか?

「メンバー発表会見を見ていると、友人、知り合いからたくさん連絡が来ました。すぐに会見場に向かったので、まだ返事をできていないです。発表で名前が呼ばれたと同時に、まず母に電話をして二人で泣きました。母は仕事中でしたが、電話をかけたらすぐに出て、泣いていました。会見を見てくれていて『良かったね。やっと選ばれたね』と声をかけてもらいました。前回大会はトレーニングメンバーとして参加し、常に代表で大会メンバーには一歩届かないところにいました。実際に自分の名前が呼ばれたことで、やっと一歩進めたのかなと思います。」

―これまでの、なでしこジャパンの戦いやチームで印象に残っている瞬間は?

「2011年のワールドカップでなでしこジャパンが優勝した時です。当時は小学5年生でした。先輩たちがワールドカップを掲げる姿を見てから、自分自身もその場に立ちたいということを思うようになりました。今は、そのワールドカップを目の前に戦える。自分がその舞台に立つことができる。次は自分たちの番だという気持ちになっています。」

―代表チーム内でのご自身の役割はどう考えていますか?

「マイナビ仙台レディースでもそうですが、前の選手としてゴールを決めることは自分自身の役割だと思います。代表では、より前で得点を取りに行くことを求められているので、ゴールへの姿勢、ポジショニングなどで相手と駆け引きし、より多くチャンスメイクできたらと思っています。」

―ワールドカップ前、最後の親善試合がユアテックスタジアム仙台で行われます。代表のユニフォームを着て、どのようなプレーを見せたいですか?

「いつもとは違う代表のユニフォームを着て、仙台で戦えるということは嬉しいです。マイナビ仙台レディースの時とはまた違う自分を見せられたらと思いますし、FWとしてより前でプレーし、海外の選手とどう戦うかというところは見て欲しいです。ワールドカップ前の最後の試合を仙台の地で戦って、良い流れでワールドカップに向かえたらと思います。」

―ワールドカップでの目標を聞かせてください。

「ワールドカップ優勝は目指していきたいです。個人としては世界の舞台で得点を決めたいと思います。まずは試合に出ること。そこまで良い準備をすること。何よりも一番は楽しみたいと思っています。優勝して、多くの方に良い報告ができるように頑張ってきたいと思います。」

【スケジュール】
◇MS&ADカップ2023
・7月14日(金) vsパナマ女子代表 19:05キックオフ @ユアテックスタジアム仙台

◇FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023
【グループステージ】
・7月22日(土) vsザンビア女子代表 16:00キックオフ(日本時間)@ハミルトン/Waikato Stadium
・7月26日(水)vsコスタリカ女子代表 14:00キックオフ(日本時間)@ダニーデン/Danedin Stadium
・7月31日(月)vsスペイン女子代表 16:00キックオフ(日本時間)@ウェリントン/Wellington Regional Stadium

詳細は日本サッカー協会公式サイトをご覧ください。