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〈ジュニアユース〉4級審判講習会を行いました

掲載日:2024年4月3日

4月1日(月)、白百合学園小学校グランドにて4級審判講習会を実施し、ジュニアユース選手18名が参加しました。
講師には、2014年FIFAワールドカップ開幕戦の主審を務めた西村雄一様、2023年FIFA女子ワールドカップの審判団として帯同された手代木直美様、アテネオリンピック2004の副審として帯同された鮎貝志保様、仙台大学所属で2級審判員を取得された千葉美咲様にお越しいただきました。

審判講習会は、講義と実技の2つに分けて実施していただきました。
講義では、主に西村様、手代木様にお話していただきました。
審判についてのお話以外にも、選手としてプレーに活かせる助言もいただき、とても実りある時間となりました。

実技では、副審フラッグの使い方や、視野の確保についてなどのお話を行っていただきました。

また実際にオフサイドを判定する実技では、選手たちも真剣に取り組んでいました。

選手たちにとって、サッカーのルールについてはもちろんのこと、サッカーの歴史や、ルールを理解することでプレーに繋げれることなど、新たな学びがある素晴らしい時間となりました。

今回、講師としてお越しいただいた西村様、手代木様、鮎貝様、千葉様、誠にありがとうございました。

【選手コメント】

3年 横塚琴乃

今回の審判講習会を通して、審判目線だけでなく選手としても様々なことを吸収することができ、とても貴重な時間となりました。
説明を経ての実践では実際に自分で選手の動きを見てシグナルを出したり、間接視野で情報を的確に捉えたりする練習をし、審判の難しさを感じるとともにとても勉強になりました。審判にとって大切なルール理解力やコミュニケーション力、判断力などを選手としても大切にし、自分のプレーに生かしていきたいです。また、説明の中にあった「対戦相手は敵ではなく同じ目標に向かって協力し合う存在であり、レフェリーは素晴らしいサッカーを一緒に作る仲間」という考え方が印象に残っています。相手選手、審判、ルールへのリスペクトを忘れずに、これからもサッカーを楽しんでいきたいです。

3年 佐藤りのあ

今回の審判講習会では、審判のことだけでなく、サッカーをやる選手としても色々学ぶことができました。その中で、最も印象に残っているのは、PKの時のキーパーの飛び出しの判断基準です。必ずラインをどちらかの足で踏んでないといけないということは知っていましたが、線上なら空中にいても良いし、ゴールの中にいても良いということがわかりました。日頃、監督やコーチから言われている準備のところも、なぜ大切なのか、なんのために準備が必要なのかを再確認することができました。また、オフサイドのところもサッカーは足でやるスポーツなので手が出ててもオフサイドがないことや、DFラインの背後に相手が抜けた時は、ボールがオフサイドラインになることなど、これから生かしていけることが沢山あったので、今回学んだことを副審をやる時だけでなく、自分が試合に出ている時も意識し、うまく使って、フェアで審判がほとんど登場する必要のない最高の試合をつくっていけるようにしたいです。