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5/17(土) 2024-25 SOMPO WEリーグ ホーム最終戦セレモニー・引退セレモニーを開催しました。

掲載日:2025年5月19日

5月17日(土)、2024-25 SOMPO WEリーグ 第22節 AC長野パルセイロ・レディース戦終了後、ホーム最終戦セレモニー並びに引退セレモニーを開催しました。

ホーム最終戦セレモニー

ピッチ上に選手・スタッフが整列し、郡和子仙台市市長よりビデオメッセージにて、今シーズンの労いと来シーズンに向けて激励のお言葉をいただきました。
続いて、弊社 代表取締役 社長執行役員 本棒陽一と須永純監督、キャプテン 國武愛美選手が、2024-25シーズンの応援・サポートに感謝を込めてごあいさつしました。

株式会社マイナビフットボールクラブ 代表取締役 社長執行役員 本棒陽一あいさつ(一部抜粋)

みなさん、こんにちは。本日は雨天の中スタジアムにお越しいただきまして、ありがとうございます。
今シーズン、チーム、クラブ全員が思い描いたような結果に届かず、サポーターの方々に笑顔を届ける機会が少なかったことを心よりお詫び申し上げます。
シーズン後半は、ユアテックスタジアム仙台の改修の影響で、石巻で試合を開催させていただきました。地域の方々にたくさん支えていただき、とても感謝しております。来シーズン以降も、石巻で何試合か開催したいと、そういう思いが私の中では出てきています。
最後になりますが、今シーズンの結果に心残りの部分もありますが、いただいたご声援を胸に、そしてこの悔しさを糧に前進するしかないと思っておりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします。
今シーズンはありがとうございました。

須永純監督あいさつ(一部抜粋)

この悪天候の中ご来場いただいたみなさま、スポンサーのみなさま、サポーターのみなさま、後援会のみなさま、いつも温かいご声援、ご支援、本当にありがとうございます。
みなさまの温かいご声援のおかげで、選手達は苦しい時も前を向いてプレーすることができたと思います。
選手達は本当にいつも全力でやってくれました。ただ、今シーズンはみなさまのご期待に添えるような成績をあげることができなかったこと、大変申し訳なく思っております。
不十分で未熟な私たちではありますが、来季は一つでも多くみなさまと喜びを分かち合いたいと思っております。そのために努力を続け、更に向上していきたいと思っております。
今後とも応援、ご支援よろしくお願いします。ありがとうございました。

キャプテン 國武愛美選手あいさつ(一部抜粋)

今シーズンもたくさんのご支援、ご声援、ありがとうございました。昨シーズンからキャプテンを任せていただき、チーム一丸となって全力で戦いましたが、なかなか勝ち点を取ることができず、不甲斐ない結果となってしまいました。
みなさまの期待に応えることができず、悔しいシーズンになってしまいました。
今シーズンは、前期・後期とスタジアムがかわった中でも、応援に足を運んでくださったファン・サポーターのみなさま、全試合サポートしてくださった自治体やスポンサーのみなさまには大変感謝しています。
この悔しさを糧に、来季はひとつでも上に行けるように強くなりたいと思います。
来シーズンもマイナビ仙台レディースの応援をよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

引退セレモニー

ホーム最終戦セレモニー終了後、今シーズン限りで現役を引退する佐々木繭選手、長船加奈選手、佐々木美和選手、佐藤楓選手の引退セレモニーを開催しました。

佐々木繭選手(一部抜粋)

本日はこのようなセレモニーを開いていただき、また寒い中スタジアムに残っていただきありがとうございます。
この度選手を引退する決断をしました。2013年にベガルタ仙台レディースに加入させていただき、代表に入れるようになるまでに成長できたのは、優しくておもしろくて面倒見の良い先輩方やスタッフのみなさん、そしてあの頃不愛想だった私を家族のように応援してくださったサポーターの皆さん、大好きなみやぎ生協のみなさんのおかげでした。
今シーズンはチームの力になれず、悔しさや申し訳なさもありますが、9年以上お世話になっているこの宮城の地で最後の1年を過ごすことができ、こうしてみなさまの前で挨拶をすることができ、本当に幸せだと思います。昔と変わらず、温かく迎え入れていただき、本当に嬉しかったです。
浦和では、6度のタイトルを経験させていただきました。ゴールを決めてみんなで喜び合う瞬間や、優勝して恒例のカップアップをする瞬間は格別でした。
サッカーは勝敗があり厳しいスポーツですが、互いの良さを引き出し合い、足りないところを補い合い、思いやりにあふれたチームスポーツだと感じています。
これからも女子サッカーが発展していくことを心から願っています。そしてまたどこかでみなさんとサッカーを通してお会いできる日を楽しみにしています。
出会いに恵まれて幸せなサッカー人生でした。ありがとうございました。

長船加奈選手(一部抜粋)

本日は天気の悪い中スタジアムに足を運んでいただき、応援いただきありがとうございました。
リリースにあった通り、今シーズンでの現役引退を決めました。
幼稚園の時から始めたサッカー、約30年のサッカー人生でした。まさか、この歳まで続けるとは思ってもみなかったです。小学校の頃、将来の夢は「宇宙飛行士」と書いていました。そんな私がこの歳までプロサッカー選手としてやってこれたのは、私に関わってくれたみなさん、支えてくれたみなさんのおかげです。
この30年の間、何度も辞めようと思う時がありましたし、実際に辞めた時もありました。でもやっぱり周りの仲間が、サッカーの楽しさを教えてくれて、勝つ喜びを教えてくれました。本当に周りに恵まれていたと思います。
ここ数年はケガが続き、とんでもなく悔しい思いをしましたが、今シーズン1年やり切れたことで、全てがいい経験だったと思うことができます。
私のモットーは「何事も楽しむ」です。第二の人生も楽しく、ゆるく、でもやる時はやる、そんな風に進んでいけたらいいなと思っています。
最後になりますが、ここまで支えてくれた家族、友達、そしてマリーゼ、ベレーザ、ベガルタ、レッズ、マイナビの関係者の方々、各チームのサポーターのみなさん、東京電力、やまや、浦和西体育館でお世話になった方々、私に関わってくれた指導者、スタッフの方々、そして選手のみんな、本当に今までお世話になりました。みなさんのおかげで、素敵な、幸せなサッカー人生を送ることができました。ありがとうございました。

佐々木美和選手(一部抜粋)

仙台。私はこの街で育ち、歩んできました。地元の黒松パルFC、FCみやぎバルセロナ、青春をささげた常盤木学園高等学校。そして高卒で挑戦したベガルタ仙台レディース。私が歩んできた地元には、必ずサッカーがありました。
引退を決めたのは、ここ最近のことでした。毎日、本気でサッカーと向き合ってきたからこそ、引退を決断する時は、全く未練がありませんでした。
そして今日、サッカー人生最後の日をこの地元で迎えることができて、本当に幸せです。
今シーズンは、苦しい時間が多かったです。何度もくじけそうになったり、悩んだりすることもありましたが、同じ境遇にいる仲間と、どんな状況でも共に前を向いて練習を重ねたことで最後までがんばることができました。みんな、本当にありがとう。
栄光よりも、苦い経験が今後の人生に必ず役に立っていくと信じて、明るい未来に向かって踏み出していきたいと思います。
サッカー選手になれてよかった、心からそう思います。これからの人生も、つながりや出会いを大切にし、誰かのために生きる人でありたいです。
本日は、このような引退セレモニーを準備していただき、ありがとうございました。私は本当に幸せ者です。またどこかでお会いしましょう。
引退選手最年少、佐々木美和。

佐藤楓選手(一部抜粋)

石巻まで足を運んでいただき、そして、たくさんの応援ありがとうございます。ついに、スパイクを脱ぐ時が来ました。
私にとってサッカーは生活の一部で、気付いたら呼吸をするようにボールを蹴っていました。マイナビ仙台レディースでは、一番長く在籍して、たくさんの学びと経験がありました。
一緒に戦ってくれた仲間、スタッフ、関係者のみなさん、本当にありがとうございます。このクラブが、これからももっと多くの人に応援されて成長していくことを願っています。
そして、これまで在籍した全てのチームでも、多くの素晴らしい人たちと出会えて、その全てが今の自分をつくってくれたと思っています。本当にありがとうございました。
ファン、サポーターのみなさん、どんな時も変わらず応援し続けてくれてありがとうございます。
結果が出たかった時も、前を向くことができなかった時も、みなさんの声援がいつも背中を押してくれました。一緒に戦ってくれたみなさんの存在は私のとってかけがえのないものでした。ありがとうございました。
本当にたくさんの人に支えられて、私はここまでやってきたんだな、と、今すごく感じています。改めて、サッカーをやってきてよかったと思うし、全ての人とのつながりをこれからも大切にしていきたいです。本当にありがとうございました。

選手より、これまでの応援・サポートに対する感謝の言葉を述べた後、それぞれのご家族から花束が贈呈されました。

セレモニー終了後、ファン・サポーターのみなさまへ感謝の気持ちを込めて選手がピッチ上よりごあいさつしました。

2024-25シーズンも温かい応援・サポートをいただきありがとうございました。
来シーズンも、マイナビ仙台レディースをよろしくお願いいたします。