クラブ
石巻市立 向陽小学校と住吉小学校にて「夢教室」を実施しました。
掲載日:2026年10月8日
10月6日(火)に石巻市立 向陽小学校に柏村菜那 選手と横堀美優 選手が訪問し、住吉小学校に中野琴音 選手と松永未衣奈 選手が訪問し「夢先生」を実施いたしました。
マイナビ仙台レディースでは、選手がゲストティーチャーとなり、宮城県内の小中学生を対象に「夢」をテーマとした授業を行っています。
プロサッカー選手になるという夢を叶えた選手たちが、自分の経験をもとに「夢」や「努力」について語り合い、子どもたちの夢に耳を傾けながら、アドバイスを送ります。
レクリエーションを通じて一緒に体を動かし、笑い合うことで、「夢を持つことの素晴らしさ」や「努力することの大切さ」を感じてもらう、心温まる授業です。
今回の授業は、「石巻市と株式会社マイナビフットボールクラブとのスポーツ交流活動等に関する協定」の一環として実施されました。
マイナビ仙台レディースは、サッカーを通じて地域の子どもたちに夢や希望を届け、スポーツを軸にした交流を今後も積極的に進めてまいります。
向陽小学校 レポート
向陽小学校の3~6年生、約230名を対象に柏村菜那 選手と横堀美優 選手が「夢教室」を実施しました。 元気いっぱいの児童たちが迎えてくれ、会場はスタートから明るい雰囲気に包まれました。

レクリエーションで交流スタート!
自己紹介のあと、まずは「マイナビ仙台レディース ○×クイズ」からスタート。 選手にまつわる問題に、児童たちは大盛り上がりで参加してくれました。
その後は、3・4年生と5・6年生に分かれて選手とパス交換。 選手のパスを直接受けて笑顔になる児童、友達に「頑張れ!」と声をかける児童など、体育館には温かい空気が広がりました。

レクリエーションのあとは、児童たちが自分の“夢”を発表する時間。 代表の3名が選手の前で堂々と夢を語ってくれました。
みんなの前で夢を話すことは簡単ではありません。 選手からは、発表してくれた児童へ向けて、励ましの言葉と感謝が伝えられました。
選手からのメッセージ
柏村選手
「私がサッカーを始めたきっかけは、保育園の年長のときに参加したサッカー大会で、偶然1点を取ることができたことでした。とても嬉しくて、その年はちょうど、なでしこジャパンがワールドカップで優勝した年でもあり、私も「サッカーをやりたい」と強く思うようになりました。
小学生の頃は、地元の男子サッカーチームに所属していました。私はもともと器用なタイプではなく、与えられた課題やリフティングの技などもすぐにはできませんでした。だからこそ、学校へ行く前の朝練習や放課後の練習、家の中でもボールを蹴り続けるなど、毎日ひたむきに取り組んでいました。
中学生になってからは、大きな挫折も経験しました。チームの中で一番下手で、試合にもなかなか出られず、当時はプロになることなど1ミリも想像できないほどでした。それでも、自分を信じて努力を続けること、やり続けることだけはずっと貫いてきました。 「無理だな」と思う瞬間があったとしても、夢に向かって続けていけば必ず道は開ける——私はそう信じています。
皆さんからも、夢の話を聞かせていただきました。私自身、今もプロの舞台で悔しい思いや辛いことはたくさんありますが、その中でも努力を続け、自分を信じて挑戦し続けています。 皆さんにも、ぜひ自分の夢に向かって、やり続けることの大切さを信じて挑戦してほしいと思います。」
横堀選手
「私がサッカーを始めたのは幼稚園の頃でしたが、実はゴールキーパーを始めたのは中学2年生のときでした。最初は「キーパーなんてやりたくない」と思っていましたし、怖さもありました。それでも毎日練習を続けることで、以前は取れなかったボールが取れるようになったり、キックも少しずつ上達していきました。
その中で、「このチームのために活躍したい」「そういう選手になりたい」という気持ちが芽生え、やるからには夢を目指そうと思い、プロサッカー選手になりたいという夢を持つようになりました。
プロになるためには、まず毎日の練習を欠かさず続けることが絶対に必要です。試合でできることは、練習で積み重ねてきたことだけだからです。また、失敗を怖がらずにチャレンジすることもずっと意識してきました。キーパーは一つのミスが失点につながるポジションですが、怖がっていてはプレーできないし、上達もしないと感じていました。だからこそ、今でも「失敗を恐れず挑戦する」という姿勢を大切にしています。皆さんにも、スポーツに限らず、失敗を怖がって新しいことに挑戦できないのではなく、ぜひいろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。」

児童からの質問タイム(一部紹介)
■ コミュニケーションの取り方について
質問:「コミュニケーションの取り方はどうしていますか?」
横堀選手:キーパーはゴールを守るだけでなく、味方を動かす役割もあります。後から伝えようとすると忘れてしまったり、意思疎通が難しくなるので、プレーが切れたタイミングなどで、その場で感じたことをしっかり伝えるようにしています。また、自分の意見だけでなく、相手の意見を聞き入れることもとても大切だと考えています。
■ リフティングのコツ
質問:「家でリフティングを練習しているんですが、コツを教えてください。」
柏村選手:まずは“ボールの下の部分に足の面をしっかり当てる”ことが大事です。続けて行うのが難しければ、最初はバウンドしているボールを正確に捉える練習から始めると、自然と回数が伸びていきます。
家の中では柔らかいリフティング用ボールを使って練習するのもおすすめです。選手自身もその方法で練習していたとのことでした。
児童たちからの質問は途切れることなく続き、選手たちも嬉しそうに一つひとつ丁寧に答えていました。
とても温かく、活発な交流の時間となりました。
楽しい時間はあっという間に終了。 最後に選手から児童の皆さんへ山徳平塚水産様ご提供品とマイナビ仙台グッズをお渡しし、会場は再び笑顔でいっぱいに。

住吉小学校 レポート
住吉小学校の5、6年生、約30名を対象に中野琴音 選手と松永未衣奈 選手が「夢教室」を実施しました。少人数ならではの距離の近さと温かい雰囲気の中、児童たちは元気いっぱいに選手を迎えてくれました。

自己紹介のあと、まずは体を動かすレクリエーションへ。
選手と児童が入り混じってのしっぽ取りは大盛り上がり。選手の素早い動きに驚きながらも、果敢に挑む児童たちの姿が印象的でした。
そのあとは、選手とのパス交換。選手のパスを直接受けて嬉しそうな児童、「ナイス!」と声を掛け合う児童たちなど、体育館には明るい声が響きました。

レクリエーションのあとは、児童たちが自分の“夢”を発表する時間。 代表の児童が選手の前で堂々と夢を語ってくれました。
みんなの前で夢を話すことは勇気が必要ですが、 選手たちは発表してくれた児童へ向けて、励ましの言葉と感謝を伝えました。
選手からのメッセージ
中野選手
「私が夢を叶えるために頑張ったことは、「継続してやり続けること」です。
私は高校3年間、チームの朝練習が始まる前に、自分の苦手な部分と向き合うための自主練習をしていました。朝早く起きるのは大変で、特に寒い日は「今日はやりたくないな」と思うこともありました。
でも、そこで自分に負けずに続けることで、技術だけでなく精神的にも強くなることができました。朝の30分は短く感じるかもしれませんが、それを毎日続ければ1週間で約3時間になります。小さな積み重ねでも、コツコツ続けることで大きな力になります。
夢を叶えるために、最初から大きなことをする必要はないと思います。まずは自分にできる小さなことから、コツコツ継続してみてください。」
松永選手
「私が目標に向かって取り組むうえで大切にしていることは、「目標を立てること」です。毎日、今日はこれをしよう、今日は挨拶をしようなど、日常の中で小さな目標を設定し、その日の終わりに達成できたかどうかを自分で評価しています。
目標を立てることで、できたこと・できなかったことが明確になり、次に取り組むべき課題がはっきりしてきます。そうした積み重ねが、自分を成長させてくれると感じています。
皆さんも、学校生活の中でぜひ目標を立てて生活してみてください。小さな目標でも、続けることで必ず自分の力になります。」

質問タイムでは、児童たちから次々と手が上がり、選手たちも嬉しそうに回答していました。
少人数だからこそ、一人ひとりの質問に丁寧に向き合う時間となり、選手と児童の距離がぐっと縮まった瞬間でした。
最後は選手からプレゼントも!楽しい時間はあっという間に終了。
最後に選手から児童の皆さんへ山徳平塚水産様ご提供品とマイナビ仙台グッズをプレゼント!笑顔で夢教室は締めくくられました。

今回の夢教室にご協力いただいた 石巻市職員の皆さま、向陽小学校、住吉小学校の先生方、そして参加してくれた児童の皆さん、 本当にありがとうございました。
マイナビ仙台レディースは、サッカーやスポーツを通じて生まれる「出会い」や「人との繋がり」を、これからも大切に育んでいきたいと考えています。
クラブが地域の皆さんをつなぐ“拠点”となり、誰もが笑顔で集まれる場所をつくっていけるよう、これからも活動を続けてまいります。
皆さんのこれからの成長を、マイナビ仙台レディースはずっと応援しています。 本日はありがとうございました。
「夢教室」協賛企業
カガク興商株式会社 様
株式会社PSS 様
石巻合板工業株式会社 様
山徳平塚水産株式会社 様
株式会社友善商事 様
