監督記者会見COACH INTERVIEW

―総括

「今日は完敗です。チームとして何もできませんでした。一週間準備してきたことを出せなかったのは僕の責任でもありますし、選手も挑戦してくれなかったことが残念でした。」

―「選手が挑戦してくれなかった」というのはどのようなことですか？

「戦いの土台を僕が作ってきた中で、今日は全然できなかったということです。球際や追い込み方ができなかったのでどうしてしまったのだろうというところはあります。攻撃もボールを動かす中でミスが多すぎて、簡単に相手ボールになり失点という形が何本もありました。そういうところはもっと練習からやっていかなければいけないですし、簡単なミスは減らしていかなければいけない。それは選手に伝えていかなければいけないです。」

FW 13 武田菜々子選手

―前後半でポジションが変わりました。それぞれどんな役割がありましたか？

「前半はサイドから仕掛けることと、背後への狙いを持ってプレーしました。後半はFWに入りましたが、相手の左サイドバックが食いついてくるということはわかっていました。角を狙っていけという指示があったので、そこを狙って入りました。」

―チーム全体として上手くいった試合ではなかったと思います。準備をしていたけれど、狙いを出せなかったということでしょうか？

「相手の守備にはまってしまって、背後にボールが来ることも少なかったので、そこはチーム全体の課題でもあります。セレッソが結構前から来たので、裏は空いてくる。それはチームで共有していたところでもあったので、もっと狙って欲しかったと思います。」

FW 27 田畑晴菜選手

―今日の試合を振り返って下さい。

「カップ戦のグループ分けが決まってから、セレッソと試合ができるということでずっと気合が入っていました。やっぱりセレッソの方が技術や走力で圧倒的に上回っていたと思います。私たちはミスも多かったですし、自分たちのサッカーが全くできなかったという感想です。」

―ここから巻き返していくためにはどういうことが必要ですか？

「練習の強度から足りないと思いましたし、練習から変えていかないといけない。味方に対しての要求をしていかないと、WEリーグでは戦っていかないといけないのかなと思います。」

―カーラ選手とのコミュニケーションはチーム内でどのように取っているのでしょうか？

「カーラは明るくてコミュニケーションが取りやすい選手です。チームにすごく馴染んでいるので、もっとカーラにボールが集まって行けば、得点のチャンスは広がると思います。」