監督記者会見COACH INTERVIEW

―総括

「前半は上手く我々のペースをつかみながら試合を進めていたのですが、先に失点してしまいました。それでもチャンスを作りながら、１失点であれば後半につなげられると考えていました。追いつくことができて、さらに２点目が奪えるかどうかというところで失点をしてしまったことが今日の試合の一番のポイントでした。」

―追いついてから失点をし、さらに後半に失点を重ねました。その要因はどこにありましたか？

「一つは、ボールを取りきれないところで相手にサイドにつながれ、ついて行けずにクロスから失点してしまったという点です。1対1でのボール奪取、デュエルのところで課題が出てしまった。ルーズボールをマイボールにできなかった。ミスも多く、ペースが相手に流れたというところです。あとは、走り負けていたところもあったかなと思っています。」

―まだ1試合ではありますが、デュエルなどの点で昨年と比較して相手の手強さを感じたという印象はありましたか？

「前半のペースが続いて、2点目を取っていれば違った展開だったのかなとは思います。4点取られましたが、まったく歯が立たないということではありません。ただ、ボールを取りきるとか、しっかりつながなければいけないところでつなげない。ルーズボールのところでイージーなミスもありました。そこで勝ちきれなかったという印象です。」

MF 10 中島依美選手

―試合を振り返って下さい。

「1－4という結果で終わりました。クロスの対応から失点しましたが、最後は人だと思います。行くべきところで、人に対して行けていないです。後半に追いつきましたが、すぐに失点すると相手のリズムになってしまいます。そこでチームとして、もっと『行くぞ！』と勢いを変えることができず、どうやって行くかというところが出せなかったです。この負けをどう生かして、次につなげていくかということは大事になってきます。下を向いていても仕方がないので、この負けをプラスに考えて、突き進んでいかなければいけないです。もっと練習からやっていかなければいけないと改めて感じました。」

―ご自身のゴールシーンについて振り返って頂けますか？

「正直、あれはクロスだったんですが、それがゴールに入りました。ＦＷの位置でプレーし、もっと点を取らなければいけないです。どう攻めていくか、もっとチーム全員で共有しなければいけないと思いました。」

―次節はホームでの試合です。意気込みを聞かせてください。

「今日は負けてしまいましたが、この負けを無駄にせず、ホーム戦に向けて全員でしっかり前を向いて、良い準備をしていきたいと思います。」

MF 24 遠藤ゆめ選手

―トップチームでの公式戦初出場、おめでとうございます。悔しい結果となりましたが、試合を振り返って下さい。

「1-2で負けている状況で、自分が流れを変えなければいけないという思いで出場しました。『あと２点取って逆転したい』と思っている中で、自分の弱さやプロの強さを見せつけられました。失点し、焦って更に失点を重ねてしまい、申し訳ない気持ちです。もっと強くならなければ、プロではやっていけないと思いました。」

―課題も悔しさもあったと思いますが、次はホームでの開幕戦です。意気込みを聞かせてください。

「次の試合は今回できなかったことをしっかり振り返り、チームを勝たせることができる強い選手になりたいです。勝ちたいと思います。」