新たな仲間と共に、後期の戦いへ!
ユアスタいっぱいに勝利の歌を響かせよう。

 ユアテックスタジアム仙台にサポーターの声が戻ってくる!2ヶ月のウインターブレイクを経て、いよいよ再開するYogibo WEリーグ。後半戦のスタジアムでは全席で「声出し応援」が可能となる。マイナビ仙台レディースにとって、これほど心強い味方はいない。圧倒的なホームのムードを作り出し、マイナビブルーの選手たちを後押ししよう。
 中断期間には4人の新加入選手も合流して、宮崎県延岡市でキャンプを実施し、守備のベースや攻撃の共通理解を高めてきた。FW廣澤真穂選手、FW松窪真心選手、DF佐々木里緒選手、DF田畑晴菜選手と4人の頼もしい新加入選手を迎え、選手層も厚みを増している。「選手たちは前期よりもかなりコミュニケーション能力が高まっている」と松田岳夫監督も互いに分かり合い、伝えようとする姿勢を評価している。チーム内の競争も活性化され、誰がユアスタのピッチに登場するか、期待が高まる。

 今節の対戦相手は連覇を狙うINAC神戸レオネッサ。WEリーグ初代女王は現在も6勝1分で首位と盤石な戦いを見せている。「I神戸は勝負強さのあるチーム。個やメンタルの強さが特長のチームなので、臆せず向かっていくだけ」と松田監督。DF國武愛美選手も「昨シーズンの対戦では勝てるという自信、チームの雰囲気はあった中で勝ちきれなかった。今積み上げているものを全員が120%出せたら勝てない相手ではない」と強い気持ちで臨む。「現在3位ではあるが、勝利した試合でも内容が伴っていなかった。どう相手を崩すか、どうゴールにつなげるかというアイディアをもっと共有しながらプレーしていきたい」(國武選手)と“勝負の後期”を見据えている。I神戸から大きな勝利をつかみ、この先のリーグ戦に勢いをつけていきたい。

 6月まで続いていく2022-23シーズン。その先には「FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023」が控えている。今節のピッチで対戦する両チームからも、夢の舞台へ送り出される選手がいるはずだ。WEリーグでの躍動が、世界で輝くための扉を開くかもしれない。再開初戦、なでしこジャパンの未来へもつながる戦いに熱い視線が注がれている。