3連勝を目指した第4節ちふれASエルフェン埼玉戦は、相手の見事な直接FKで先制を許すも、マイナビ仙台レディースもセットプレーでやり返した。DF中野琴音選手のFKに、ファーでDF西野朱音選手が合わせ1-1。西野選手のプロ初ゴールに、ユアテックスタジアム仙台は一気に追い上げムードとなった。しかし勝ち越しゴールは決まらず、今季初のPK戦に突入した。勝利とはならなかったものの、総力戦となった3連戦で勝ち点を積み上げた。折り返しの第4節までで、勝ち点7で6位と上位グループに入っている。このWEリーグクラシエカップでは、「チーム力の底上げを図りながら、勝ち点を積み上げていく」と池田太監督が話す通り、結果をつかみながら、新戦力もプレー時間を伸ばしつつある。リーグステージ突破へ、一戦一戦勝利を重ね、タイトルに迫っていきたい。
今節、ホームに迎える相手はINAC神戸レオネッサ。現在、WEリーグカップ4連敗と苦しい戦いを強いられている。リーグ戦では2位と順当に力を示すも、アジア競技大会、U-20女子ワールドカップで代表活動のため、チームを離脱する選手も多かった。複数失点の試合が続いているが、宮本ともみ監督がフォーカスするのは得点数だ。前節の広島戦は、0-3の敗戦。今季初めて無得点に終わった。例え、取られたとしても取り返す、女王のプライドを持って襲い掛かってくるはずだ。マイナビ仙台は受け身にならず、迫力を持って仕掛け、ホームの勢いで相手を飲み込みたい。
「FIFA U-20女子ワールドカップポーランド2026」から帰って来たFW津田愛乃音選手が、勝利への意欲を燃やしている。「チームとしても、個人としても悔しい結果で終わった。今回の大会で得た経験を良いものにできるように、自分自身と向き合ってもっともっと這い上がっていく」。出場機会も限られ、思うような結果を残すことができなかった。その悔しさは、この先の戦いにぶつけるつもりだ。「FWとしてゴールを決めきる力は、世界基準でも足りない。ゴールに向かう姿勢だけではなく、最後に決めきるところを大事にしたい」。目の色が変わった。仲間と共に切磋琢磨しながら、代表選手としても次のステージを目指していく。チーム内でも多くの選手にゴールが生まれているWEリーグクラシエカップ。今度は「背番号9」が、勝利に導くゴールでストライカーとしての存在価値を証明してくれるはずだ。