マッチデープレス vol.02

ピックアッププレーヤー

DF 27 中野琴音 NAKANO Kotone

 「自分の良い部分を出して、マイナビ仙台レディースにアクセントを加えたい」。前節のWEリーグカップ第1節ノジマステラ神奈川相模原戦で、初先発となったDF中野琴音選手がピッチで存在感を示している。リーグ戦では開幕から3試合途中出場が続いた。「スタメンで最初はちょっと緊張していたけれど、チームメイトのみんなが声をかけてくれて、良い準備をして試合に入ることができた」。セットプレーから悔しい敗戦を喫したが、「守備の部分では相手との対人のところでも負けないこと。攻撃の部分では、オーバーラップして積極的に攻撃に絡むことができていたかなと思います」と、持ち味は十分に表現した。

 ここ2試合、ゴールが生まれていない状況で、中野選手に期待されるのは、その両足から放たれる正確なクロスだ。「クロスは得意なので、チャンスがあればどんどん両足で上げていく」と強みを前面に出して勝負する。元々は攻撃の選手でもある。高い位置を取り、積極的に仕掛ける場面を多く作りたい。虎視眈々と、自身のゴールも狙っている。

 今季、岡山湯郷Belleから仙台へ。フィジカル面の強さをなでしこリーグで磨き、2025年には新人賞も受賞した。仙台ではより戦術理解を深めながら、味方と力を合わせて勝利を積み重ねていく。「チームとして、点を取るため、守るためにやるべきところをしっかりと合わせていく。個人としては、体を張って守り、相手にとって嫌なDFになっていきたい」。サイドバックから攻守を活性化させる存在に。中野琴音は、新たな舞台でもまだまだ成長し続けている。