マッチデープレス vol.14

注目選手インタビュー
Next STAR Interview

24 MF 遠藤ゆめ ENDO Yume

「自分にできることは、とにかく全力でやろうと決めていました」。2025/26シーズンのスタート、遠藤ゆめ選手は強い決意を抱いていた。最下位に沈んだ昨季、勝利のためにもっとできることがあったのではないかと自問自答を繰り返した。オフを返上してトレーニングに打ち込み、体づくりも見直した。「自主練を通して自分の成長も図っていましたが、まずはチームが勝つために何ができるか。考えて行動した1年でした」。トップ昇格したアカデミーの後輩や若い選手も増えた。その中で“立場の変化”も強く感じて来た。「まだ先輩たちに頼っている部分もあるけれど、自分が発信する側になっていかなければいけない。上手くいかない時に積極的にコミュニケーションを取り、みんなを鼓舞していけるようになりたい」。プレーで存在感を示してきた遠藤選手が、声でも頼もしさを増しつつある。

 「自分が決めることにすごく意味がある」。第19節・INAC神戸レオネッサ戦で、クラブ通算100ゴール目が決まった。パスを受けると、左サイドをドリブルで持ち上がり、カットインからシュート。繰り返し練習をしていた形だった。密かに狙っていた100ゴール目。「中学生からこのチームで育ててもらっているので、このマイナビ仙台を象徴する選手になるということ。そして、このチームをもっと盛り上げるために自分が決めることに意味があるかなと思います」。これまで歴代の選手たちが積み重ねて来た99ゴール。その上に、新たな歴史を積み上げた。

 今季続けてきた戦いに自信を持っている。だからこそ、最終節も思い切りユアスタで輝きたい。「今は本当に楽しみな気持ちでいっぱいです。とにかく今年のマイナビは違うという姿を皆さんにお見せしたい。笑顔で帰って欲しいので、全力で頑張りたいと思います」。大きな成長を遂げた遠藤ゆめは、先輩たちからバトンを受け取り、今を全力で駆け抜ける。その先にはきっと、マイナビ仙台レディースの明るい未来が待っているはずだ。