
2025/26シーズンは残り4試合。マイナビ仙台レディースは勝ち点28で現在5位につけている。「3位以上」を目標とし、順調に勝ち点を積み重ねてきたマイナビ仙台だが、ウインターブレイク明けは思うように積み上げられずにいる。守備の固さは健在だが、2月以降のリーグ戦ではわずか2得点と、得点力不足が目立っている。前節の千葉L戦では組織的に守る相手を崩すことができなかった。「攻撃面で焦れてしまい、前にすぐ投げ入れてしまうシーンが多かった。もっとサイドチェンジを増やそうという話をした」という須永純監督。大きな展開で相手を揺さぶり好機を作り出したかったが良い形は作れず、逆に決定機を確実に仕留めた千葉Lに敗れてしまった。

今節の対戦相手は現在首位のINAC神戸レオネッサ。優勝を狙うI神戸を勝ち点差3で浦和レッズレディースが追いかけている。得点女王を目指すMF吉田莉胡選手はリーグ2位の13ゴール。女子日本代表のMF成宮唯選手も7ゴールと、宮本ともみ監督が率いるチームは今年も圧倒的な攻撃力を誇る。その相手に対し、これまで以上に攻守に渡って粘り強さを出すことが問われる。
けがから復帰のDF佐々木里緒選手がピッチ上で存在感を示している。「ゲームの感覚にだいぶ慣れてきたので、精度や質の部分を上げていきたい」と細部にこだわる。左足の強烈なキックを誇る佐々木選手。常にゴールやアシストなど、目に見える結果を求めている。「そろそろネットを揺らしたいという思いと共に、課題になっている守備もしっかり取り組まなければいけない。もう1つ、強く相手に行けたら自信になると思う」。徐々にプレー強度も上がっている。「このI神戸戦は自分たちが上がっていけるかどうか、大きなカギとなる試合。東京開催のホームで自分たちらしく戦いたい」と意気込む。

U-20日本女子代表として「AFC U20 女子アジアカップタイ 2026」に出場していたFW津田愛乃音選手が今週からチームの活動に復帰する。MF大西若菜選手も頭角を現している。FW矢形海優選手も黙ってはいないだろう。「リーグ通算100ゴール目」を決め、勝利を手繰り寄せるの誰か。リーグ終盤の戦い、強い思いでチームをけん引していくのは誰か、ピッチから目が離せない。