マッチデープレス vol.12

試合のみどころ Today's Highlights

リーグ通算100ゴール目、
メモリアルゴールを決めるのは誰だ?

 WEリーグが創設された2021-22シーズン。マイナビ仙台レディースの「WEリーグ第1号ゴール」を決めたのは、隅田凜選手(現東京NB)だった。そこから5シーズン、多くの選手がサポーターを歓喜に導くゴールを生み出した。現在、マイナビ仙台レディースのゴールメーターは「WEリーグ通算99得点」。100得点まで、あと1つ。次なる“メモリアルゴール”を決めるのは誰か?注目が集まっている。

 第17節・セレッソ大阪ヤンマーレディース戦では、立ち上がりから主導権を取ってチャンスも作り出した。C大阪の選手はポジションを変え、中盤の脇のスペースを使って前進を図ったが、マイナビ仙台も修正や選手交代を行いながら、相手の狙いをつぶしていく。一進一退の攻防。ゴールに迫られた場面でもGK横堀美優選手やDF陣を中心に、集中力は最後まで切れることなく無失点で乗り切った。「守備は本当に体を張って良く守ってくれている」と須永純監督も高く評価する。一方で、攻撃に転じるためには「ボールを取る位置の高さ」が必要だと考える。「U-20日本女子代表 AFC U20 女子アジアカップタイ2026」のため、FW津田愛乃音選手はチームを離れている。C大阪戦では、機動力に優れ、相手の裏を取り続けられる矢形海優選手が最前線に立った。彼女の良さを発揮するため「より前でボールを奪うこと」が求められる。「C大阪戦ではなかなか前で起点を作れなかった。アタッカー陣はみんなゴールを狙っているが、惜しいところで終わっている。得点しなければ勝つことはできない」と矢形選手。守備陣の奮闘を目の当たりにしているからこそ、ゴールへの責任も強く感じている。

 今節の対戦相手はジェフ市原・千葉レディース。3週間前に対戦したカップ戦では90分で0-0。PK戦に及ぶ試合となった。コンパクトな守備組織を誇る千葉Lをいかに揺さぶり、隙を見出していくか。テンポの良いパスワークに加え、サイドを変える大きな展開も必要となって来るだろう。リーグ戦は残り5試合で、現在4位。目標と掲げる「上位3位以内」に入るためには、勝ち点3を取り続ける必要がある。須永監督は繰り返す。「我々はチャレンジし続ける」。開幕から変わらない信念を持って、ホームでたくましく勝利を目指していく。