
「やっと、もう1度戦える」。FW矢形海優選手が喜びに燃えている。今節、ホームに迎えるのはセレッソ大阪ヤンマーレディース。矢形選手にとっては昨季まで所属した古巣でもあり、中学生年代から育ててもらった“家族”のようなクラブである。「めちゃめちゃ楽しみですし、ホームで戦えるということが嬉しい」。第1節アウェーでの対戦は0-0。矢形選手は必死にゴールを狙い続けるも、ネットを揺らすことはできなかった。「開幕戦で感じたことや、その時と比べてできるようになったことも変わっていると思います」。今季の仲間と練習から積み重ね、深まってきた連携も思い切りピッチで表現していく。
「やっぱり一番見せたいのは、自分のゴールで勝利という形」。感謝の思いをとびきりの“恩返し弾”に込めたい。「古巣との対戦は得意なんです」。それは2024-25シーズン、マイナビ仙台レディースが思い知らされたことでもある。第8節、矢形選手はC大阪の選手として鮮やかなハットトリックをユアスタに刻んだ。今度は逆の立場で、両チームのサポーターを沸かせるつもりだ。
リーグ再開の一戦に「ホームから始まっていくので、良い勢いで波に乗っていけたらいいなと思います。全員で勝ちにこだわりたい」と意気込む。同じくC大阪の下部組織出身のMF井上陽菜選手とは阿吽の呼吸。2人でゴールを決めるイメージもできている。さらには“ゴールパフォーマンス・プロデューサー”としての腕も冴え渡る今シーズン。矢形海優が、そのプレーとアイディアで、ユアスタを極上のエンターテインメント空間に変えていく。

