マッチデープレス vol.10

注目選手インタビュー
Next STAR Interview

19 DF 安倍乃花 ABE Nonoha

 マイナビ仙台レディースの右サイドに彼女あり。真冬でも半そで姿でピッチを駆け回るチームの元気印、DF安倍乃花選手が古巣であるAC長野パルセイロ・レディースとの対戦に燃えている。「AC長野はアグレッシブなチームだと思います。球際の部分でも強い選手がいて、前線にはスピードのある選手がいる」。昨季まで所属し、プロとして戦う土台を築いたチームには、共に力を合わせたチームメートが多く在籍している。だからこそ、新天地・仙台での成長や新しい仲間の中で輝く姿を見せたい思いがある。「前回、アウェーでの対戦(WEリーグカップ第1節)では勝っていますが、次はホームにAC長野を迎えるということで、ユアスタで“恩返し弾”を決めたいと思っています」。この対戦では左サイドの2人(遠藤ゆめ選手、石坂咲樹選手)が揃ってゴールを決めた。マイナビ仙台にとっては、右サイドも強みであることを示したい。

 堅実な守備を誇りながら、どん欲に追い求めるのは目に見える結果だ。「自分の持ち味である攻撃参加という部分で、高い位置を取って右サイドの層を厚くするということはできているのかなと思います。しかし、もっとクロスを上げることや逆サイドからのクロスに入っていけるようなポジショニングを取って、アシストや得点に絡んでいきたい」。攻守にハードワークをいとわない。安倍の献身的な上下動はダイナミックな展開を生み出していくはずだ。

 グループステージ最終節。「ゴールを取って90分で勝つ」。やるべきことはシンプルだ。ノックアウトステージ進出の可能性が少しでも残っている限り、簡単に諦めるわけにはいかない。緊張感のある試合こそ大好物だという安倍乃花がここで真の強さを見せる。