マッチデープレス vol.07

注目選手インタビュー
Next STAR Interview

16 GK 横堀美優 YOKOBORI Miyu

 プロ2シーズン目を迎えたGK横堀美優がたくましさを増している。国士舘大学を卒業し、昨季の後半から加入すると、実戦で経験値を上げて力を伸ばしてきた。WEリーグ第15節・ノジマステラ神奈川相模原戦では強風の中、巧みな状況判断が光った。「いつも通りのサッカーが難しい中で、みんな風に対応して球際にも厳しくいくことができた」。風上の前半は伸び過ぎてしまわないようフィードを調整し、風下の後半にはDFと協力して、細やかにラインコントロールを行った。ビハインドの状況で果敢にシュートを放ってくる相手に対しても「練習で取り組んだ一歩下がって守る形。半身になってクロスに対応することで決定機もかなり防ぐことができた」と自信を深めている。「打たれてしまっていても、ある程度コースは限定してもらっているので守りやすい」と味方にも感謝を惜しまない。

 「高さでは負けたくない。もっと存在感を出していきたい」。基礎技術を上げることで183cmの長身を生かした守りができるようになってきた。「ボールのスピードにも慣れてきて、クロスの守備などプレーの幅が広がってきている」と手応えを感じ始めている。優れた足元の技術とキャプテンシーのある清水栞選手、的確なコーチングで味方を動かす伊藤有里彩選手、2人の先輩と切磋琢磨する。上野拓也GKコーチの率いるGKチームのトレーニングからはいつも明るい笑い声が聞こえてくる。

 カップ戦のレギュレーションではGKの力が改めて問われている。「失点が0だったら負けることはない。90分で引き分けの場合、PK戦まであるので守り切ることにこだわっていく。東京NBには負けたくないし、勝ち点を取るというところは絶対に必要」と言葉に力を込める。大きな横堀が、さらに大きく感じられる今日のこの頃だ。