マッチデープレス vol.09

試合のみどころ Today's Highlights

強い思いを込めて戦う復興応援マッチ。
東京NBにホームでの勝利は譲らない

 クラシエカップ、グループステージ突破へ負けられない試合だ。2月にWEリーグが再開し、この3月はカップ戦のグループステージが続いていく。第2節まで連勝で迎えた第3節、アウェーの東京NB戦は相手にPKを決められ0-1で敗れた。勝ち点を獲得することはできなかったが「ボールを奪った後のミスを減らすこと。スペースを見つけること」(須永純監督)を徹底し、決定機も生み出した。「スペースへ走っていくこと、そこに良いボールが入っていることはチームの成果」と須永監督が評価する通り、練習での取り組みが効果的に試合で現れている。豊富な運動量で決定機に関わった江崎世来選手は「もっともっと前線に出ていく。ゴールやアシスト、結果にこだわっていきたい」と狙い続ける。生み出すことができている良い形を、ここからは結果につなげていくことが求められる。

 今節の相手は東京NB。リーグ戦も含め1ヶ月間で3回目の対戦となる。「カップ戦での東京NBとの2連戦は自分たちの力が試される場」と三浦紗津紀選手は表情を引き締める。「後半戦が始まって失点が続いているので減らしていきたい」と堅守を誓う。「シーズン後半戦は、チーム全体で成長していく集団になっていきたい」。ここまでのリーグ戦、カップ戦において三浦選手と西野朱音選手のセンターバックコンビは全試合で先発出場している。さらに強くなっていくためには全員のレベルアップが欠かせない。2月からは5人のルーキーが加入し、けが人も続々と全体練習へ復帰している。良い競争の中で互いを高め合っていくことが期待される。

 後半戦最初のホームゲームとなる今節は石巻市で開催される復興応援マッチ。「勝利と希望への光」、復興への願いが込められた「復興応援ユニフォーム」を身にまとって試合を行う。キャプテン清水栞選手は「震災からの復興というところで、本当に特別な思いのある試合になる。ホームでしっかり勝ち点3をつかみたい」と意気込む。東日本大震災発生から15年。クラブのルーツに思いを馳せながら、今ここでサッカーができる喜びを全身で表現し、力強く勝利をつかみ取りたい。