
マイナビ仙台レディース、不動のセンターバックコンビ。DF西野朱音選手は、今季加入したDF三浦紗津紀選手と良い連携を発揮し、安定した守備を見せている。「個人的には、珍しくけがもなくここまで試合に出続けられている。チームも勝っているし、充実していると思います」。2020に加入し、チーム在籍は6季目。國武愛美選手と並んで最長となった。(今季仙台へ復帰した坂井優紀選手の過去9季所属は除く)副キャプテンとしてリーダーシップを発揮しているが、本人は謙虚な姿勢を崩さない。「今は誰が出ても、みんな自分がやらなきゃいけないという思いを持っています。それぞれがチームを引っ張っている。今季は“誰かが”ではなく、“みんなで”という雰囲気があるので、そのおかげでチーム力も上がっていると感じています」。彼女がチームのことを語る時、あくまでも主語は“みんな”だ。
勝てずに苦しんだ昨季から失点数は大幅に減り、守備力は大きく上がったように見える。しかし、全ては昨季からの積み重ね。やるべきことを徹底すれば勝利が近づくことを試合ごとに実感している。「失点しなければ、前には点を取れる選手がいるので、自分たちから崩れないことは守備の選手として心がけているところです」。“必ずゴールは決まる”という攻撃陣への揺るぎない信頼が苦しい時間にもDFラインの安定を支えている。
いつもはつらつとした笑顔でピッチに立つ。「マイナビの選手は、みんなやるところはしっかりやり、楽しむところは楽しむというメリハリがある。それを試合で発揮できているから結果も出ている」。深めて来た自信と共に、年内ラストマッチへ。「今年最後の試合は90分無失点、勝利で終わりたい」。どんな時も全力で戦う西野朱音が、みんなと目指す2026年も明るい年となりそうな予感だ。

