マッチデープレス vol.08

試合のみどころ Today's Highlights

2025年のラストゲームは最高の勝利で飾ろう!
ちょっと早いクリスマスをマイナビ仙台レディースと共に

 2025/26シーズンは半分を過ぎたが、ここまでのマイナビ仙台レディースは6勝5分2敗で4位と昨季からジャンプアップしている。序盤には引き分けが続いたが、安定した守備が光り、リーグ戦は3連勝で今節のRB大宮アルディージャWOMENを迎える。前回、アウェーでの対戦は矢形海優選手の得点で先制するが、試合終盤に追いつかれ1-1の引き分けで終わった。勝ちきれなかった試合にゴールを決めた矢形選手は「自分のゴールでチームを勝負に導けなかった悔しさは今でも残っている。年内最後の試合は何が何でも勝って終わりたい」と意気込む。現在、大宮はリーグ戦2勝2分で4試合負けなしで7位につけている。代名詞の「縦に速い攻撃」はロングボールだけに止まらず、地上戦でライン際を攻めてラインブレイクを狙う形にも取り組んでいる。サイドの選手の立ち位置やマークの受け渡しなど、変わりゆく状況を捉えながら、ピッチの中ではより柔軟な対応が求められそうだ。

 マイナビ仙台の公式戦は11月末のWEリーグクラシエカップ千葉L戦から3週間ほど間隔が空いた。須永純監督は「この間には新しいことは取り入れておらず、今まで続けてきたことをより高い強度で発揮することを求めました。実際のゲームを想定しながら『大宮はあれだけ速い選手がいて、速い攻撃を仕掛けてくる。それでいいの?』と選手に問いかけました」。自分たちはどうプレーできるか、個人にもコンビでも具体的な試合のイメージを持たせ続ける取り組みをしている。
 その中で、マイナビ攻撃のキーマンが好パフォーマンスを維持し続けている。太田萌咲選手だ。WEリーグカップ千葉L戦では見事なスルーパスで矢形選手の決勝ゴールをお膳立てした。「セカンドボールを拾った時に矢形選手の良い動きが見えました。そこに引きこまれたというか、“出させられたパス”だったと思います」。豊富な運動力に抜群の攻撃センス。太田選手にしか見えないコースと、そこへ確実に通せる技術があるからこそ生まれたプレーだった。自らも虎視眈々と得点を狙っている。「更に上位に行くためには自分のゴールも必要になってくる」と力を発揮する準備に余念がない。

 今節が終わると、約2か月のウインターブレイクに入るWEリーグ。年内最後の試合へ向け、選手たちは生配信や地下鉄泉井中央駅でのPR作戦など、様々なアイディアで「ユアスタ集客大作戦」を展開してきた。どんなゴールが生まれるか。どんなゴールパフォーマンスで盛り上げるか。彼女たちからの“ちょっと早いクリスマスプレゼント”をユアテックスタジアム仙台でぜひ受け取って欲しい。