マッチデープレス vol.07

注目選手インタビュー
Next STAR Interview

37 MF 石坂咲樹 ISHIZAKA Saki

 「マイナビ仙台レディースの左サイド」は、チームの強みとなってきている。その一翼を担っているのが、今季左サイドバックのポジションで不動の存在、石坂咲樹選手だ。積極的な攻撃参加や鮮度の高いクロスでチームの勝利に大きく貢献している。「今、左サイドでは、試合を重ねる毎にタイミングやプレーのイメージが合ってきていると感じています」。縦関係の遠藤ゆめ選手、中盤から左サイドで組み立てに参加する太田萌咲選手。ここに後方から石坂選手が加わり、数多く効果的な攻撃を演出している。「みんな運動量豊富だし、『ゆめならここにボールを出してくれる』『萌咲がこのスペースに入って来る』という意思疎通ができている。だからこそ、ここだと思ったタイミングで私も思い切りスプリントできる」。石坂選手は走力で相手を圧倒する。それだけの準備は開幕前から積み重ねて来た。

 今季はセットプレーのキッカーも務める。「キックの精度もシーズン初めと比べて上がってきていますが、コーナーキックの時などは、中に入る選手の動きが良く、しっかり合わせてくれているので決めることができている。少しでも良いボールを蹴りたい」と意欲的だ。試合会場ごとにピッチの状態を確認し、DF陣と打ち合わせも欠かさない。そうした準備や努力がマイナビ仙台を勝利へと導いている。

 リーグ戦ではここまで2敗。その内の1つが今節対戦するジェフユナイテッド市原・千葉レディースだ。「千葉Lもボール回し戦術的なサッカーをしているイメージがある。自分自身も前回の対戦時より、試合を重ねてきてできることが増えていると思う。だからこそ、どのくらい通用するか。チームとしてどういう戦いができるかというところはすごく楽しみ」。力をつけてきたからこそ、今季の結果がある。謙虚に、しかし自信を深めながら、石坂咲樹は勝利のために左足を振り抜く。