
リーグ戦、皇后杯を戦ってきた11月のマイナビ仙台レディース。今月、最後に待っているのはWEリーグクラシエカップグループステージ第2節、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦だ。
10月18日のリーグ戦・東京NB戦から公式戦5連勝。勢いを持って挑んだ皇后杯3回戦の新潟L戦は、延長戦を含めた120分で決着がつかずPK戦で惜しくも敗退。ゲームをコントロールすることはできたが、自陣に引きこもった相手の堅い守りを崩すことができなかった。西野朱音選手は「ゴール前のクオリティーやクロスの精度は突き詰めていかなければいけない」とネットを揺らせなかったことを悔やんだ。皇后杯の戦いは終わってしまったが、クラシエカップ、リーグ戦と目の前の戦いに集中し、1つずつ勝利を積み重ねていきたい。

リーグ前半戦でわずか2敗と負けない戦いが展開できているマイナビ仙台だが、敗れた相手の1つが今回の対戦する、千葉Lだ。矢形海優選手は「前期の千葉L戦は難しかった。がむしゃらにくる相手に対して、相手のホームで、勢いに乗られ負けてしまった」と振り返る。先制されるも積極的に前に出た後半、安倍乃花選手の伸びやかなクロスがゴールに吸い込まれ同点に追いつく。しかし意表を突いたセットプレーから失点を喫し、黒星をつけられてしまった。安倍選手は「どの相手に対しても自分たちのサッカーを90分間やり通せるかどうかが大事になってくる。相手の時間もある中で、そこをしっかり耐えて自分たちの流れにして勝ちたい」とリベンジの一戦に意気込む。得意のクロスからアシスト、さらにゴールもイメージしている。「クロスを上げられるポジションまで上がることも大事だし、逆サイドで奪った時の攻撃参加を前期以上に意識したい。自分で点を取れるポジショニングを探しながらやっていきたい」。大きな展開で相手を揺さぶり、豪快にゴールを狙っていく。

先発メンバーの安定感と堅守が光る今季のマイナビ仙台。更に上を目指していくためには、得点のバリエーションと選手層の厚みを加える必要がある。後期の戦いへ向けても、けが人の復帰や交代メンバーの突き上げに期待が懸かっている。ウインターブレイクを前にした千葉L戦、12月の大宮戦の2試合、ここまで積み上げたものをしっかりと整理し、さらに磨きをかけていこう。