マッチデープレス vol.01

試合に向けてのコメント

須永純監督

須永純監督

 「開幕戦のC大阪戦では最後まで走ってカウンターで決定機を作り出せましたが得点に至らなかった。本当に勝ちたかったです。前半の半分以降でちょっと難しい時間帯になった時に、しっかり守り切ることができたことは評価できます。練習からそうなのですが、選手たちがピッチの中でよく声を掛け合っています。
 攻撃については、決定機がなかった訳ではないなかったわけではないと思います。そこの部分でしっかり点を取れるようにすること。それと同時に決定機自体を増やしていかないと得点を生み出すことはできないと思います。矢形(海優)が入ったことで、相手の背後を取りに行くシーンが増えました。矢形が動いてできたスペースをチームがもっと上手く使っていくこと。そうすれば矢形もフリーになるし、チームとして前に進める形が増えるのではないかと思います。
 AC長野とは昨季の最終戦で試合をしたばかりですが、本当にタフなチームだと思います。一生懸命ひたむきにやってくるチームで、攻撃面も球際や諦めずに走るという印象があります。相手が前に出てきた時の後ろのスペースを逃さないこと。また、自分たちがうまくやろうとするとおそらくつぶされてしまう。選手たちには当たり前ではありますが、球際や目の前に相手に対してしっかりとプレーすることを伝えています」

25 MF 太田萌咲選手

25 MF 太田萌咲選手

 「C大阪戦で公式戦に復帰しました。まずはけがをしないことを第一に考え、無理をするというよりは、今の自分ができることを全力でやろうと思いました。試合ではもう少し自分たちのサッカーをしたかったですが、無失点で終われたことは一つの成果だと思っています。交代で入ってきた選手も全力で戦ってくれたし、ベンチに下がったメンバーも声をかけ続けてくれました。
 古巣でもあるAC長野戦は勝ちたいという強い思いがありますが、冷静になって自分ができることで、勝ちに貢献していきたいと思っています。欲を言えば、点を取りたいですが、何よりもどんどん前にチャレンジしていきたいです」

2 DF 西野朱音選手

2 DF 西野朱音選手

 「昨シーズンの課題が失点の多さだったので、初戦から無失点で終えられたことは、第一歩だと感じましたが、自分たちでチャンスも作ってた中で勝ちきれなかったというところは、やっぱり課題なのかなと思います。守備で1対1の強度やゴール前の寄せは、練習の中でもできてことが試合でも出せたと思います。得点を取るというところではCKが取れたら私も上がっていけるので、自分たちがしっかり押し込んでCKを取ることやシュートで終わるということをもう少しチーム全体で意識していきたいです。
 AC長野はハードワークしてくると思いますし、たくさん走ってくる印象なので、自分たちも走り負けないようにするところと1対1の強度は落とさずにやっていきたいです。相手には原衣吹選手がいるので楽しみです。彼女のプレーはよく知っているので、気持ち良くプレーさせないように、みんなで勝ちたいなと思います。ユアスタでの試合も楽しみですね。本当にいいスタジアムですし、たくさんサポーターの方々も見に来てくれると思うので、その中でやっぱりしっかり勝つ姿を見せられればいいなと思います」