マッチデープレス vol.05

注目選手インタビュー
Next STAR Interview

20 FW 廣澤 真穂 HIROSAWA Maho

 「私がゴールで決めて、悪い流れを変える」。芽生え始めたエースの自覚がチームを変えていく。ウインターブレイク明けの第8節・C大阪戦、廣澤真穂選手は佐々木美和選手の右からのクロスに反応し、鮮やかなダイレクトボレーで同点ゴールを決めた。「練習してきた形で決めきれたことが嬉しかったです。ここに出して!というところに(佐々木)美和さんから良いボールが上がってきました」。先に失点すると、なかなか立て直せなかった前期の戦いとは明らかに違った。廣澤選手のゴールはスタジアム全体に活気を与え、マイナビ仙台レディースは逆転でホームでの今季初勝利をつかみ取った。

 シーズン前半戦は思うように得点を重ねられない悔しさがあった。だからこそキャンプでは、いかに得点を生み出すかを考え抜いた。「ワンチャンスを決めて、勝ちきれるチームになる。こぼれに反応する嗅覚も大事ですが、自分でこじ開けていくことやクロスからのシュートも増やしたい」。一番ゴールに近いポジションにいるからできることがある。「最初に飛び込むことが多いので、相手より少しでも先にボールに触る。つぶれて味方が入ってくるスペースを空ける」。選択肢が増えてきた実感もある。それがチームの勝利を引き寄せるプレーだということも意識している。

 第2回萩の月総選挙では堂々の1位。人気も結果も手に入れる“萩の月クイーン”廣澤真穂は「ここから毎試合ゴールを取りたい」とサポーターの心を鷲づかみにしていく。